『甦れ!中小企業魂』- 23号:鮭とぶり

増山としかず事務所からのお知らせです。

日刊総合経済紙「フジサンケイビジネスアイ」の連載コラム、増山としかず の『甦れ!中小企業魂』の第23号の紹介です。
フジサンケイビジネスアイ様のご協力で当ホームページでも紹介いたします。

隔週水曜日に掲載されています。
定期購読紙ですが、このほかに都内の一部ファミリーマートでも購入できます。

定期購読紙のお申し込みはインターネット、またはフリーダイヤル0120-34-4646(24時間受付)にてできます。(月額4,320円税込)

『全国の中小企業を“本気”で応援、“本気”で元気にするべく、ペンでも“本気”で情報発信しています。是非、私の思いを読んでください!
そして紙面だけではなく、電子版掲載予定で動いております!』

『甦れ!中小企業魂』第23号 (2017/12/13)
鮭とぶり

 

先日北海道に行った際です。

お昼時に、札幌からほど近い駅に降りました。
次の予定まで少し時間がある上に、少々小腹がすいてきた私は、何か食事できるところを探してみたのです。
しかし、札幌から近い駅の前とは言え、本当に何もないような駅前なのですが、
一軒だけ新そばをだす蕎麦屋さんがありました。

その蕎麦屋に入って、そばを食べていた時です。

「増山さん!」と急に声をかけられました。
こんなところで声がかかるなんて、悪いことはできないものだと思いつつ、頭を上げると、その方は、知床で魚の卸をされている中小企業の社長さんでした。
今から5年前でしょうか、北海道の食品関係の社長さんたちを20名くらいお連れして、ドバイやカタールといった中東諸国に行ったときにご一緒のした社長さんだったのです。
ハラルといって、豚肉だけでなく、その他の食品でも加工や調理に関して一定の作法が要求される、そんないろいろなタブーがあるこの中東で、しかも慢性的な肥満や肝臓病に悩むこの地域の人々に、健康的な日本の魚を売り込もう!食べ方も教えよう!と食材を持ち込んでPRしました。
そして、その社長さんは、知床の鮭を中心とした魚の加工品を持ち込んで大いにPRし、大きな成果をあげました。

しかし、今では昨年から鮭が全く取れない不漁続きです。
思わず私は、「今年も鮭が不漁で大変でしょう」と尋ねたところ、
「大変だ大変だといっていてもなにも始まらない。最近大漁のぶりを加工して、売りこもうと思って札幌に来て、いまから食品加工の会社と打ち合わせをするんですよ」とのことでした。私は、感動しました。5年前に知床から中東まで売り込みに行くこのガッツのある社長さんは、鮭が取れないなら、ぶりで活路を見出し、新たなビジネスモデルを作ろうとする。

こんな中小企業魂がある限り、日本は大丈夫だなと実感したのです。

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