メールマガジン第112号:「ASEANで注目されるベトナム・カンボジアの発展」

2020年1月23日発行

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増 山 と し か ず メ ー ル マ ガ ジ ン

日本をもっと強くしなやかにしたい!

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1月23日の今日は「E文(イーふみ)」ということで、「電子メール」の日だそうです。

なんだか縁起の良い日に皆様にお届けできて嬉しいです。

 

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■ ASEANで注目されるベトナム・カンボジアの発展 ■
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日本企業は、廉価で優秀な労働力を求めて、中国やタイなどに進出してきた。
しかしその結果、賃金は急上昇し、もはや日本企業にとっての桃源郷とは言えなくなっている。

そうした中、今注目されているのが「ベトナム」と「カンボジア」である。

 

ベトナムは、人口9,000万人を超えるASEANの大国である。

歴史的には、千年以上も中華帝国の朝貢国として位置づけられ、漢字(だけ)を使っての統治をおこなってきた。この中華帝国の支配から解き放ったのが19世紀のフランスであった。
中華帝国から切り離して植民地としたのである。

よほどベトナム語に漢字だけを使うのが苦痛だったのであろう。
アッという間にアルファベットがベトナムの文字表記となった。
現在のベトナム人は、寺院の門に書かれた漢字名を解することができないのである。

しかし、そんな負い目をはねのけて、インドシナ半島での存在感を一気に高めたのが、アメリカとのベトナム戦争である。
常勝国アメリカに唯一勝利した国として、国民はおおきな自信をもっている。

 

一方のカンボジア。
人口は、ASEAN10カ国中7位で約1,600万人。
この国の魅力は、地理的位置と人口構成である。

タイとベトナムをつなぐASEANハイウェイの中間地であり、ASEAN10カ国が統一市場となったおかげで関税がなくなり、カンボジアの魅力は一気に高まっている。
カンボジア内戦の影響で人口が極端に若い構成となり、生産年齢人口が65%というエネルギッシュな国なのである。

歴史的にはインドシナ半島を長く支配し、アンコールワットを築造したクメール人の末裔で、いまだにサンスクリット語に似た文字を使う彼らは、若くエネルギーに満ちあふれ、自信に満ちている。

 

両国を行き来すると、似て非なるものも感じる。
共産主義が支配するベトナムの“段階的発展”と、民主選挙での安定「独裁」によるカンボジアの“捨て身の発展”。

そして、通貨。
ベトナムドンは、日本円の200分の1。
しかも、この通貨だけを国内で流通させ、基本的に1,000ドン以上の高額紙幣のみを発行流通させている。

カンボジアは自国通貨リエルが存在するが、ドルを自国通貨のように流通させ、ドル貨幣の持ち込み持ち出しも完全に自由である。

両国に共通するのは、銀行口座保有率の低さと、スマートフォンの普及にともないキャッシュレス決済が屋台から配車サービスにいたるまで急速に進んでいることだ。

 

外国人旅行客にとって旅先での移動は不安のひとつ。
しかし、配車サービス大手Uberのアジア版「Grab(グラブ)」がある。

ベトナムではタクシーのぼったくり被害がとても多く、また英語が話せるドライバーが少ない。
旅行者がタクシーに乗るとトラブルに巻き込まれる可能性が非常に高いのだ。
だがGrabを使えば、目的地まで最短ルートで安心して向かうことができる。

カンボジアも電子決済アプリでのQR決済が若者を中心に絶好調に伸びていて、バイクに荷台を乗せた「Tuku-Tuku(トゥクトゥク)」でさえも、グーグルマップで呼ぶことができ、電子決済可能である。

 

しがらみにがんじがらめになっている日本から見ると、カンボジアのような国の一発逆転思考が大いに参考になる。

 

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