メールマガジン第114号:「2030年札幌オリンピック・パラリンピックを夏冬統一の “日本オリンピック・パラリンピック” にしよう」

2020年2月17日発行

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増 山 と し か ず メ ー ル マ ガ ジ ン

日本をもっと強くしなやかにしたい!

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西日本から順に各地で梅の花が見頃となる一方、まだまだ寒い日も続いています。

寒暖の差激しい季節の変わり目、手洗い・うがいをこまめにされて、皆様も体調管理には十分にお気を付けください。

 

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■ 2030年札幌オリンピック・パラリンピックを夏冬統一の “日本オリンピック・パラリンピック” にしよう ■
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「2030年札幌オリンピック・パラリンピックを夏冬統一の “日本オリンピック・パラリンピック” にしよう」というと、今年の夏季東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて一丸となっている中、また、2030年の札幌招致も決まっていない中で、「何をバカなことを・・・」という声が大多数だろう。

私も、間もなく開催される東京オリンピック・パラリンピックの成功を願っている者の一人である。

しかし、常にもしもの時に備えての第二案を用意する性分なのだ。
では、なぜこの案がそれほど荒唐無稽でないか、考えてみたい。

 

現代のオリンピックは、フランスの教育者ピエール・ド・クーベルタン男爵が、1892年パリのソルボンヌ大学で行った「ルネッサンス・オリンピック」の講演で、古代ギリシャのオリンピックの復興を提唱したことから、話が始まった。

その後、パリの万国博覧会に際して開かれたスポーツ競技者連合の会議で各国の賛同を得て、4年後の1896年に第1回大会が、オリンピック発祥の地アテネで開催された。
この時の参加者は、男子のみであった。

そして、4年ごとに開催される大会は、回を重ねるごとに規模、参加国、種目も拡大し、ついに今年の東京大会は、第32回目となる。

 

しかし、オリンピックの開催は過去に二度の大きな危機があった。

それは、二度の世界大戦による中止である。
第6回大会は、ベルリンで開催が予定されていたが、第一次世界大戦によって中止された。

そして、1940年の幻の第12回東京オリンピック。
ようやく手に入れたアジア初の開催を、日中戦争の拡大により実施を返上。
その後フィンランドのヘルシンキで開催予定としていたが、第二次世界大戦で中止を余儀なくされたのである。

オリンピックには、中止があり得るのだ。

そして、実はあまり知られていないが、同じく1940年の冬。
日本は札幌で冬季オリンピックを開催するべく準備を進めていた。

 

冬季オリンピックのはじまりは、1924年フランスのシャモニーで第1回大会が開催された。

しかし、その布石は1908年の第4回夏季ロンドンオリンピックにある。
それは、室内リンクを使って夏季にフィギュアスケートを種目とした稀な大会であった。

続く第7回アントワープオリンピックでは、アイスホッケーも加わった。
つまり夏季・冬季種目が、同時開催されていたのである。

冬季大会は、常に気候との戦いで、暖冬による雪氷不足を常に抱えながらも、何とか開催を続け、現在は夏季大会に劣らぬ種目数、規模となった。

 

私が「2030年札幌オリンピック・パラリンピックを夏冬統一の “日本オリンピック・パラリンピック” にしよう」というのは、昨今の新型コロナウイルスの件で、万が一、東京オリンピック・パラリンピックが中止になった場合の対処である。

この問題が収束しない場合、ロシアがボイコットし、中国も参加が難しくなると、欧米諸国の参加も困難になるであろう。
そうなると商業主義に走る国際オリンピック委員会(IOC)がいつ中止を言い出すかと、気が気でないのだ。

 

夏季大会は、次回の2024年パリ。2028年ロサンゼルスまで開催国が予定されている。
札幌は2030年冬季オリンピックに手を挙げようとしているが、ならば、いわくつきの東京と札幌が手を取りあい、夏季・冬季種目同時開催を提唱すべきではないか。

実は現在の夏季種目のほとんどは、冬に競技を行った方がふさわしい種目である。
マラソンや、室内で行う水泳のみならず、バレーボールなどがそれである。

また、世界的な気候温暖化が、夏季種目を夏に行うことを益々困難にしている。
昨年の夏のパリは、40度を超えた日が一週間もあった。

 

オリンピックの開催季節は、そもそも夏に限られているわけではない。

夏と冬の種目が、最初は同じ大会で行われた。
幻の東京オリンピックには、実は幻の札幌オリンピックがあった。

…などを考えると、万が一IOCが中止を求めてきた場合、ぜひ2030年の冬に東京・札幌での同時開催を提唱すべきと考える。

 

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