メールマガジン第121号:「ルーズベルト大統領の炉辺談話(Fireside Chat)」

2020年5月21日発行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.121

増 山 と し か ず メ ー ル マ ガ ジ ン

日本をもっと強くしなやかにしたい!

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■ ルーズベルト大統領の炉辺談話(Fireside Chat) ■
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ヤルタ会談

新型コロナウィルスによる世界経済への影響は、リーマンショックをはるかに超えて、1929年から1930年代半ばまで続いた「世界大恐慌」に匹敵する規模となるであろうと盛んに喧伝されている。

今回のコロナショックを克服するうえで、世界恐慌のどん底から回復させた、当時のアメリカ大統領であったフランクリン・ルーズベルトが何を決断し行動したかを改めて振り返ることが、これからの国や会社のリーダーにとって有益ではないかと考える。

 

それは、突然始まった。

1929年9月からアメリカの株式は暴落を繰り返し始めた。1929年10月29日の通称ブラックチューズデーを契機に世界的に広がり、その影響は1930年代半ばまで続いた。
1932年の世界経済は、1929年に比べて15%以上も縮小したとされている。

世界経済と直結していた重工業がまず大きな影響を受けた。
その後、農産物価格の大暴落で農産地域を疲弊させ、鉱業や林業などの一次産業地域へ急速に波及したのである。

 

国際貿易は半分にまで縮小し、アメリカの失業率は23%となった。

その頃、日本では東北農村部で娘が売りに出されるようになっていった。

当時、アメリカで悲しくも流行った「フーバー(大統領)毛布」とは、家を失った人々が路上で寒さをしのぐために体に巻いていた新聞紙のことだ。
そんな最悪の中に登場したのがルーズベルト大統領である。

日本では、太平洋戦争時における相手国の大統領として有名だが、アメリカ人にとっては、この大不況をリーダーシップで脱出した恩人だ。

そして、歴代大統領で4選されたのは彼だけである。
彼の大不況脱出政策は、政府による巨大な公共事業を興し雇用創出をするなどの大改革「ニューディール政策」が中心で、その先に第二次世界大戦があった。

 

しかし私が注目したいのは、国民へのメッセージの伝え方である。

当時ようやく一般家庭に広がったラジオを使った“談話”なのである。決して演説ではない。

大統領執務室の暖炉横に腰掛けながら、ゆっくりとした、安心感を与える口調で国民に語り掛ける。
そして第一声は必ず、“My friends”から始まる。

最初のテーマは「銀行危機について」と「新しい政策NEW DEALについて」。

次第にこの炉辺談話は時節柄戦時色となり、1941年12月7日に日本からの真珠湾攻撃を受けて、12月9日には「日本への宣戦布告について」をテーマとして国民の団結を求めるものとなった。

 

自らの言葉で、決して飾らず平常心で国民に話す大統領が、いかに国民を勇気づけたかは想像に難くない。
Twitter(ツイッター)で一方的に発信する大統領とは、大きな違いだ。

危機にこそリーダーの飾らない肉声が求められるのである。

 

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