メールマガジン第139号:「『肉食は文化か』今、リヨンの小学校で起きていること」

2021年3月23日発行

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増山としかずの日本をもっと強くしなやかにしたい!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.139

 

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■ 「肉食は文化か」今、リヨンの小学校で起きていること ■
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最近、私のペンの切れ味が落ちているのではというご指摘もあり、少々反省しているところです。
言い訳をさせていただくと、コロナ禍の一年で、オンラインでのつながりが主となり、実際会っても顔の半分はマスクでおおわれ、握手に変わって肘タッチ。
この一年、人のぬくもりや笑顔が思い起こされるような新たな直接体験が確実に減っており、また、世の中のニュースはコロナ一辺倒で、その合間の出来事は、せこい不祥事ばかり。
正直、自分の創造性の感度が鈍ってきているのではと思う次第です。

新年度を機に、自分の感受性を磨き高める努力を強めていきます。
乞うご期待。

 

さて今回は、フランス時代からの友人の相談事について。
その友人の家庭内でも議論が激しく割れているので、私がどう思うかと。
日本にいると今のフランスは、コロナでの自粛、レストランや学校閉鎖などのイメージばかりですが、友人からの話は少し趣が違っていました。

 

最近リヨンの新市長になったDoucet(ドゥセ)市長は、右でも左でもなくグリーンを標榜する環境保護主義者なのですが、その市長が先日、“市内のすべての小学校の給食から肉を無くす”と宣言し、実行したため、市内3万人の小学生たちは、肉なしの給食となっているのです。
その為、フランスでは国を二分する大論争が起きています。
市長の言い分は、大豆やトウモロコシを大量に消費する肉を食べる行為自体が環境によくない、加えて、コロナで小学校内での接触を社会的に最小限とするために、これまでオードブル、肉か魚の選択の主食、そしてデザートというフルコースでの伝統的な給食をワンプレートにするというものです。

反対論者は、フランス料理の発祥のリヨンでは、町の至るところにマーケットがあり、牛の内臓や豚の頭や耳、足、そして頭から一羽まるごとの鶏などが今でも当たり前に店先に並んでいるこの光景こそがフランスの伝統そのものであり、小学生にも伝統を残さなければならないというのです。

 

今でも小学生にフルコースの給食を出していたり、町のいたるところに「肉そのもの」がにぎやかに並んでいる光景などは、実際住んだ方には懐かしく、まだ残っていたんだと驚くのですが、この点が現在、国を二分して上から下まで、右から左まで、都市から地方まで大論争になっているのです。

真剣にヒートアップした議論をしているフランス人には申しわけないのですが、いかにもフランスらしい、失礼ながら少し笑ってしまうような話です。

 

日本でも、今後コロナ対策でデリバーなどの増加によってプラスチック使用量が激増している現状で、環境保護などポストコロナを見据えたニューノーマルな生活習慣とはどういうものかなど、いろんな議論が起こってくるでしょう。
感受性を高めて、新たな課題にみんなで取り組んでいきたいものです。

 

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