メールマガジン第54号:「右か左か、前か後か」,「おしぼり文化」,「『増山としかずと日本の未来を考えよう!』- 2号:休みが増えて国が滅びる?」

2018年02月01日発行

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増 山 と し か ず メ ー ル マ ガ ジ ン

日本をもっと強くしなやかにしたい!

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暦の上ではもうすぐ春とはいえ、厳しい寒さが続いています。
春の訪れが待ち遠しい昨今ですが、お元気でお過ごしでしょうか。

増山は
先の日本を見据えて頑張ります。

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■ 右か左か、前か後か ■
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全国を舞台に活動してみて不思議に思うことに地域によりエスカレーターの片側を追い越し側として空けるのが左右と違う、バスの前乗り後ろ乗り、そして先払いか後払いかがあります。

エスカレーターの追い越し側については昨年5月のメルマガ29号でも“一夕閑話”と題して触れました。

東京を中心とする広い文化圏では、エスカレーターの追い越し側は右です。
それを急いで駆け上る人が絶えないのは困りものですが、なぜか皆さん行儀よく右側を空けて並んでいます。

しかし、大阪や京都などの西日本文化圏では逆です。みな左側を空けています。
理由は諸説あるようですが、一説は武家文化と商人文化の違いともいわれています。
武家はいざというときに脇差を抜かなければなりません。そのために右を通り過ぎる不審者に備えておかなければならないとのことです。
商人はそんなことはお構いなし。利き手(右手)を手すりに添えて右側にゆったりと立っているとも。

同じようなことをバスの乗り降りで感じるのです。
東京では基本“前乗り先払い”です。京都では“後ろ乗り後払い”なのです。

このことを実感した出来事がありました。
最近京都の市バスで、ある社会実験を実施したとのことです。

京都を訪れる観光客は、最初は、一見複雑そうに見えるバスサービスを敬遠していたのですが、最近、その便利が広く知れ渡ることになって、外国人観光客の乗客が急増しているのです。

しかし、一方で困った問題が起きているのです。
彼らは、大きいスーツケースをもって、後ろから乗ってくるのですが、どこで降りたらいいのか不安なので、運転手側の前へ前へと集まっていきます。すると、一般の乗客が途中で降りようとしてもなかなか前に進めないのです

そこで東京と同じように時期を限定して“前乗り先払い”を実験してみようというのです。実験するまでもなく変えればいいのではと思うのですが、習慣、伝統というのはなかなか変えるのが難しいようです。

聞くところによると、まだ、先払いについてはバスに乗って運んでもらうというサービスを受けてもいないのに料金を払わされるのはけしからんとか。
確かにサービスは日本では基本、後払いかなとも思います。

しかし、こんな問題も今IT化によって一挙に変わろうとしています。
電子マネーによって支払いが簡単になり、今後、非接触型の電子マネーが導入される中、先払いか後払いか、前か後ろかは無関係になることでしょう。
京都の市バスが実証実験をしていた最大の理由が定時運行の確保ですが、渋滞への対応も今後ITの力で大きく変わることでしょう。

町中にある信号が、カギとなります。信号に人工頭脳と高速対応の無線システムを装備すれば、交通状況に合わせた信号システムが誕生するでしょう。

そうすれば都市部の渋滞は一挙に解決するはずです。

公共工事は新たな道路を作るだけが解決策ではなくなる時代が、もうすぐそこまで来ています。

 

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■ おしぼり文化 ■
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日本に来る外国人は一様にびっくりするものの一つにおしぼり文化があります。
暑い日の濡れタオルは、本当に気持ちいいものです。
「それをやってはおじさんだよ」といくら家内にいわれても、おしぼりが出されれば顔を拭いてしまいます。
よく見ると外国人の男性もまったく同じことをしていることを最近発見して、少しほっとしています。

この習慣は一体いつから一般化したのでしょうか?

古くは、古事記や源氏物語の時代にまで遡るともいわれているようですが、本格化したのは江戸時代。
旅人が旅籠に宿をとる際に、旅籠の前に布とたらいが置いてあって、布を水や湯で濡らして手足や顔を拭くそんなサービスが発祥のようです。

しかし、これが本格化したのは戦後、高度成長期でした。
銀座のクラブ、日本全国の飲食店、国際線の機内などで、布から紙まで様々なおしぼりが提供されています。

実は、この習慣は本当に日本だけのサービスでしかも、基本タダ、無償なのです。
日本以外は、手はお手洗いで洗うものなのです。

清潔好き、おもてなし精神豊富な日本人の面目躍如です。

しかし、一方で気になることもあります。
完全おしぼり文化に、ずっぽりと染まった若い世代が今、外国に行きたがらない最大の原因は衛生的でないということのようです。

様々なところにおしぼりや除菌製品がある日本から一歩外に出ると、あらゆるものは不衛生に見えてくるようです。

そして、小さいときから無菌環境で生活する日本人自体の“種”としての生存能力自体が低下している可能性があるのです。
おしぼりがあるがゆえにトイレで手を洗う習慣が薄れてきている日本人が、様々な雑菌が多い東南アジアですぐに病気をもらってくるのです。

もうすぐ東京オリンピックです。
日本のおしぼり文化が世界の外国人にどう映るのか、興味深いです。
そんな思いをもって店のおしぼりを見つめています。

 

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■ 『増山としかずと日本の未来を考えよう!』- 2号:休みが増えて国が滅びる? ■
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日刊総合経済紙「フジサンケイビジネスアイ」の連載コラム、
増山としかずの『増山としかずと日本の未来を考えよう!』第2号の紹介です。

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2018年の新年がスタートいたしました。

年末年始の休日を振り返ると、12月23日の天皇誕生日から数えて1月8日成人の日まで17連休、官庁の御用納め翌日からでも11連休、そして金融機関が休んだ30日からでも10連休となる極めて長い休みをとることができました。

これまで、政府は休日が増えると消費が増えるとして、一貫して休日の増加に邁進してきました。法定休日を増やす、飛び石連休を連続化する、などなど。気がつけば日本は世界でも法定休日が多い国となりました。

さらに来年春の天皇の「即位の礼」の日を祝日とし長期のGW・10連休とするとか、あるいは同年の夏の東京オリンピックの開会式の日などを祝日にしようとかの議論もあります。

休みが増えることには誰も文句をいわないだろう、しかも景気浮揚効果もあるでしょう、との声が聞かれるのです。

しかし、すべての物事には限度というのがあるはずです。
日本人は働き過ぎるといわれてきましたが、それはほんとうでしょうか?
法定休日に加えて、週休日、年次有給休暇をあわせて年間休日数として世界各国の労働に関する統計データがあります。

実は、日本の年間休日数は世界の国々と比べても大差はないのです。
週休日に差はなく、法定休日の差、そして年次有給休暇の消化率の差があり、合わせると国ごとでの差はあまりないのです。

日本は年次有給休暇の消化率の悪さを、法定休日で一斉に休ませているように見えたりしませんか。

世界の国々の法定休日は、基本的に、独立記念日、キリスト教のクリスマスや復活祭などの宗教的な特別の日だけが多く休日数にも差があります。
お国柄にもよりますが、国民は、このような休日を利用して、子供・学校などの事情に合わせて有給休暇を計画的にそして完全に使って、自分なりの休日を楽しむのです。

法定休日が増えることは、残念ながら日本のように直接、経済効果としてプラスになるという発想が彼らには全くありません。むしろ経済的にはマイナスになると思っています。
休日が増えると経済効果がプラスになるといわれていますが、最近はその効果は低減しているのではないでしょうか。

実は皆、それに気付いているのですが、ぬるま湯にゆっくり浸かっていると気持ちがいいので、だれもやめようとは言わないのです。

ただ一方で、祝祭日で一斉に休むことでその弊害が生じています。
例えば、労働人口の過半を占めるサービス業・流通業の皆さんにとってはまさに地獄の日です。休めない、業種に人が来ない、人手不足、そしてサービスレベルの低下などなど、すでに始まっています。

「働き方改革」として多様な働き方を目指しているのに、法定休日に休める一部の特権階級にあたる人と、そうでない人との社会的格差が今確実に広がっています。
また、既に退職したシルバー世代にとっては法定休日の増加が財布のひもを緩める効果があるとも思えないのです。昔のような効果は期待できないのではないでしょうか。

日本の年間休日数は世界の国々と比べても大差がないことを紹介いたしましたが、
労働時間の長さを比べるとその順位は20数位と短く、時間当たりの労働生産性も20数位、国の力でもある1人当たりの労働生産性はなんと30数位という統計データがあります。

他方、日本よりも労働時間は少なくても労働生産性は高い国もあるのです
国主導での増える法定休日での労働時間短縮、一斉に休むことでの効率の悪さに甘んじるのではなく、有給休暇など利用できる制度は計画的、積極的に消化し、休む時は休む、働くときは集中して働き、生産性をあげる「働き方改革」をしませんか。

どの休日をどういう順番で閉じていくか、どの休日をどう活かすか、皆で考えようではありませんか?

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フジサンケイビジネスアイ様のご協力で当ホームページでも紹介しております。
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■ 後援会『増山としかずの会』へのお誘い
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日頃より『増山としかずの会』へのご支援、ご協力をいただき誠にありがとうございます。
これまで会費無料で後援会を運営して参りましたが、今後も後援会活動を充実させ、
政治活動を続けていくためには、どうしても資金(事務所維持運営費、交通費など諸経費)が必要です。
つきましては今年から増山としかずの活動を資金的にも支えて頂ける個人の方向けに有料会員制を導入する運びとなりました。
年会費は、一口一万円としております。
詳細はホームページをご参照ください
後援会申込書のダウンロードもできます。
今後ともより一層のお力添えを、何卒よろしくお願いいたします。

 

(増山としかず)

 

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・発行:増山としかずの会(中小・小規模事業を元気にする会)
TEL:050-3736-4056 , 03-6303-3056
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