メールマガジン第91号:「お札の顔」

2019年4月26日発行

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増 山 と し か ず メ ー ル マ ガ ジ ン

日本をもっと強くしなやかにしたい!

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年度末から新年度にかけて、環境省の公職 特別顧問(非常勤)として働き始めたことで、
久しぶりのメールマガジンとなってしまいました。
その間に、ついに新元号が発表されましたね。
平成も残すところあとわずかです。

みなさんにとって「平成」はどんな時代だったのでしょうか。
また、「令和」はどんな時代になるのでしょうか。
みなさんにとって良き時代となることをお祈りするとともに、私も微力ながら努力します。

 

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■ お札の顔 ■
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キャッシュレスやデジタルマネーが隆盛をきわめている現在ですが、やはりビジネスには紙幣は欠かせません。

 

先般政府は、2024年度に現在の福沢諭吉の一万円札をはじめとする紙幣を一新して、一万円札に渋沢栄一、五千円札に津田梅子、千円札を北里柴三郎とすることを発表しました。

約35年間一万円札の顔を務めてきた福沢諭吉をはじめ、樋口一葉、野口英世が、平成の時代と重なっていたことを思うと1つの時代の終わりと始まりを改めて実感します。
そして今回は、紙幣の「顔」について改めて考えてみました。

 

今から数十年前、父が昔イギリスから持ち帰ったポンド紙幣を持って、初めてイギリスに行った際のことです。
ロンドンで買い物をしようと、そのお札を出したところ、店主は怪訝な顔で「たしかにエリザベス女王陛下には違いないが、いささか若すぎるので受け取れない」と言ったのです。
その時知ったことは、英国では基本的に紙幣の表の顔は女王陛下であり、しかも年代によって微妙に「お年を召した形で」変化していくもので、若い肖像の紙幣はすぐに使えなくなり、中央銀行に行かないと換金できないということです。

国にとって、紙幣の顔は国の顔でもあります。
英国のように長年の伝統と誇りをもつ国は、表の顔を「畏れ多くも」女王陛下に、裏面にはアダム・スミスや、ダーウィン、チャーチルなど文化や政治に貢献した人に登場してもらうのです。

 

世界金融の中心、アメリカのドルはどうでしょうか。
国王を置かず、民主主義・自由主義・資本主義の挫折を知らないこの国は、堂々と政治家の顔を使うのです。
ベンジャミン・フランクリン、グラント、リンカーン、ワシントン大統領などが表に堂々と登場します。

世界第二の経済規模となった中国はどうでしょうか。
この国は何千年もの歴史を持っているのですが、政治的に建国が共産党以降となり、それ以前の歴史についての扱いは微妙です。
そこで表はどの紙幣も毛沢東で、裏には人民大会堂やダライ・ラマが住んでいたポタラ宮、長江三峡などの建物や風景の写真と色で区別しているのです。

そうなのです。
紙幣の顔は、歴史に直結するのです。
だからこそEUで統一通貨として使用されているユーロには人の顔は登場せず、欧州の架空の建物・風景が描かれているのです。
もちろん、ユーロ登場以前のフランスやドイツでは、政治家は極力使わずに、グリム兄弟や『星の王子さま』のサン=テグジュペリなどの文化関係者が登場していたのです。

 

お隣の韓国は、どうでしょうか。
この国も過去の歴史をどう総括するか、微妙な国です。
したがって紙幣の表紙は、ハングルを制定した国王や、儒学者や画家などが登場します。

 

日本も同様で、明治時代、江戸時代以前の歴史をどう総括していいのかはなかなか決めかねてしまい、かつ、明治天皇の肖像はあまりにも恐れ多いということでしょうか。
神功皇后や須佐之男命、恵比寿天などが登場していたのです。

 

今回、日本の渋沢栄一の登場に韓国が不満を述べているという報道があるようですが、近未来日本と韓国、中国アジア圏で統一通貨が誕生するような時代になれば、どのような紙幣になるか考えることも楽しい空想です。

 

増山 としかず

 

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