『甦れ!中小企業魂』- 5号:中小企業の売り上げをアップ!収益力をアップ!①「やり方を変える」

増山としかず事務所からのお知らせです。

日刊総合経済紙「フジサンケイビジネスアイ」の連載コラム、増山としかず の『甦れ!中小企業魂』の第5号の紹介です。
フジサンケイビジネスアイ様のご協力で当ホームページでも紹介いたします。

毎週水曜日に掲載されています。
フジサンケイビジネスアイは定期購読紙ですが、このほかに都内の一部ファミリーマートでも購入できます。

『甦れ!中小企業魂』第5号 (2017/07/05)
中小企業の売り上げをアップ!収益力をアップ!①「やり方を変える」

今の企業経営は本当に大変で、日本が初めて経験することの連続です。
かつて日本は常に人口が増え、頑張れば、長時間働けば、お客さんと懇意になれば営業成績はアップするものだったのです。しかし、この難しい激動の時代に中小企業が売り上げを上げて、収益力をアップするにはどうしたいいのでしょうか?様々な中小企業を見てきましたが、あえて共通項があるとすると「やり方・戦う場・価値観を変える」の三点ではないかと考えます。

まず「やり方を変える」。やはりITの活用です。
ITは何もプログラミングを知らないとできないような特別なものではなく、それぞれが抱えている具体的な経営課題を解決するための万能な道具です。
営業をチラシ、立て看板などだけでなく、まずホームページを自分で作ってみる、動画を使ってみる。できれば英語版も作ってみる。すると、いかにこの効果が絶大であるかを知るでしょう。

ある機械加工の中小企業メーカーです。
社長の顔と声を載せ、動画で研磨工程を載せ、さらに英語版のHPを作成しました。そうするとどうでしょう。全国から、何十年も使い続けている機械の修理や部品の調達依頼が、断るのに苦労するほど殺到するようになりました。何よりも、これほど自分たちが求められているのだと実感したことがうれしかったと社長は言っていました。
そして驚くのはあるアラブの王族からの発注です。
邸宅の大掛かりな振り子時計の部品修理を直接依頼されたとか。贅沢三昧の彼らにとって、油にまみれ町工場を運営している社長の映像がとても感動したようです。
ITを使った経営は、もはや大企業のものだけではありません。
中小企業こそが活用することで大きく売り上げがアップし、儲ける力も強くなるのです。

また、ある小売りスーパーの例です。
これまで仕入れのプロが季節、天気、曜日、地域の行事などを予想して仕入れをしていました。しかしどうしても、どういう関係で影響しあうかが難しく、仕入れ不足や余りが頻発していました。
これらの要因を入力して、部門ごと商品ごとの売り上げを係数整理して数年、見事にその廃棄ロス率は50%削減され、収益が大幅に改善されました。
現在その企業は、さらに商品の陳列の場所まで係数に入れて、より精緻な管理分析を行おうとしています。

今後はAI(人工知能)を活用することで、課題を直接簡単に解決する糸口が見つかるでしょう。AIを使った経営は、常に進化学習していくのです。ただ、どの係数を入れるべきかは人間にしかできません。経営者は常にそこに注力して経営することが不可欠となるのです。