『甦れ!中小企業魂』- 13号:中小企業生産性向上国民運動

増山としかず事務所からのお知らせです。

日刊総合経済紙「フジサンケイビジネスアイ」の連載コラム、増山としかず の『甦れ!中小企業魂』の第13号の紹介です。
フジサンケイビジネスアイ様のご協力で当ホームページでも紹介いたします。

毎週水曜日に掲載されています。
フジサンケイビジネスアイは定期購読紙ですが、このほかに都内の一部ファミリーマートでも購入できます。

『甦れ!中小企業魂』第13号 (2017/08/30)
中小企業生産性向上国民運動

日本が世界で三番目の経済規模を支えているのは、まさしく中小企業の経営者、そして従業員の皆さんの日々の努力の賜物です。
しかし、今、中小企業事業者の経営が、事業承継の面で、そして新市場の開拓の面で、海外市場への対応の面で大きな課題を抱え、皆、立ちすくんでいるのです。
人がいない、変化のスピードが速すぎる世の中で、今までの方法でなんとか頑張る中小企業。
他の事業者が多く廃業していく中で、生き残ったものはその市場を何とか獲得して生き延びていく、そんな中小企業の姿が全国を回ってきた私にとって目に焼きついて離れません。

そういう中で、今を一生懸命働くだけでなく五年、十年先を見据えて、次の一手を打っていく姿勢こそが道を開いていくのです。しかし人材難で苦しむ多くの中小企業事業者にとってこのようなことを真剣に考えることは難しい。
そこで、銀行や公的な支援機関が場を提供して、そして積極的に気づきの機会を与えていくことが何と言っても必要です。現に一部の地域金融機関や商工会議所、商工会などの支援機関は動き始めています。
是非その動きを、全国的な国民運動としていく必要があります。
そう運動が必要なのです。
予測やビジョンはもうたくさんです。

政府は、現在の経済状況をよく第四次産業革命といって、未曾有の変革がくる、具体的には人口頭脳、IT、ビッグデータ。ロボット技術がつながって、人の手を掛けずに、物を所有しないで、シェアーして、幸せを単に金銭だけではかるのではない社会の到来を予言しています。

ただ、このような宗教家の予言のような言葉だけではビジネスはできません。
実際そうなれは、日本の大多数の中小企業はどうなるのか。
廃業か事業転換か。事業集約化による寡占化か、はたまたリスクが大きい海外か。
ITや電子商取引をどう使えばいいのか。使うと新しい顧客がどう生まれるのか。
ビジョンや予測では、売り上げや、利益という数字予測はできません。そうすると会社の経営は成り立たないのです。

是非、政治と行政、国と地方、支援機関や銀行などが一丸となって、富を生むのは誰か、その富を増やすにはどうしたいいのか。その富を効率よく増やすにどうしたらいいか。
そういう具体的な<中小企業生産性向上国民運動>を提唱したいと考えます。
「頑張れ中小企業!引き上げよう生産性」との掛け声で、人材の結集や予算や税などの政策手段の結集が必要です。今が最後のチャンスです。