どこまで国土強靭化すればいいのか
2019年10月25日発行
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増 山 と し か ず メ ー ル マ ガ ジ ン
日本をもっと強くしなやかにしたい!
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自然災害による緊張したニュースが続くなか、
ラグビーワールドカップの日本勢の明るい話題は励みになりますね
試合終了後の選手たちの称え合いや、観客者同士の交流など、
心温まる場面に勇気づけられた方も多いのではないでしょうか。
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■ どこまで国土強靭化すればいいのか ■
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ある日、久しぶりにテレビドラマを見ていたら、
70代とおぼしき方がコンビニエンスストアでアルバイトを始めた
最近のキャッシュレス割引などの操作がますます難しくなったから
もたもたしてしまい、裏の店員に助けを求めた。
その時、出てきた店員は若い外国人で、
「何度言ったらわかるのですか。しょうがない人ですね」
これを見ていて10年後の日本、いや、
人がどんどん弱くなっていく日本社会を見ているようで、
話は変わるが、
1959年、5,000人以上の死者・
ただ、そのインフラが、
東京は死者がゼロでも、
要するにきりがない、のである。
その一方で人や地域は、
このあたりで本当に大事なことは、
台風の災害は、少なくとも地震と異なり予測できる。
ITの力を総動員すれば、避難すべき地域やタイミングを事前に、
現にアメリカでは、2年前のヒューストン大水害以降、“One Concern”といったITベンチャーが、
人智とAI(人工知能)
ITの力を利用することにより、
住民同士で事前に助け合いの下に情報提供しあえるような柔軟な仕
避難勧告、避難指示命令だけでは動けない人もいる。
どの家に介護が必要な方がいるか、一人住まいなのか、
また家族同然のペットも喜んで引き受けてくれる場所も見つけられ
一方で、不幸にして災害にあった際には、
そんな「人と地域全体を強靭化」するような仕組みづくりを考え、
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