テレワークを楽しむ処方箋

テレワークを楽しむ処方箋

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2020年3月16日発行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.116

増 山 と し か ず メ ー ル マ ガ ジ ン

日本をもっと強くしなやかにしたい!

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全国に先駆けて東京で桜が開花しましたね!

平年より12日も早く、観測史上最も早い開花だそうです。
どこかの開花情報を聞くと「自分の地域はいつだろう」といつも以上にワクワクしますね!

各種イベントが自粛や中止、縮小を余儀なくされていますが、こんな時だからこそ明るい春を楽しみましょう!!

 

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■ テレワークを楽しむ処方箋 ■
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コロナウィルスの騒動で一躍脚光を浴びた「テレワーク」。
その社会的意義を明るく、わかりやすく普及している田澤由利さんと話をする機会があった。

彼女は奈良県出身。
大手電機メーカーでバリバリ働くも、出産と旦那様の転勤に際して退職し、在宅でも働ける仕組みを模索して日本に「テレワーク」という言葉を定着させた人物だ。

 

彼女の拠点は、東京から約970キロ離れている北海道のオホーツク海に面した北見市である。
この北見から、全国各地にいる160名以上のスタッフと連携して、テレワークの推進を図っている。

彼女の推奨するテレワークシステムを見て感じたのは、テレワーク自体が楽しいということだ。

まず、画面が大きい。
そして会議参加者の会議室への “入退室表示” がかわいい。

 

当初テレワークは、様々な事情で退職した女性への働きの場の提供であったが、今や、高齢者や障がい者、うつ病などの精神疾患の方、また人口減少に悩む地方創生の目玉とも評され、最近ではコロナウィルスで自宅勤務を余儀なくされる一般雇用者の切り札となっている。

しかし一方で、ある新入社員の声。
楽しみにしていた初任者研修などが突然オンライン研修となり、一日中モニターの前に座らなければならないのが、いかにもつらい。
とのこと。

もっと在宅勤務を楽しくして、コロナウィルス収束後も定着させることが、“幸い転じて福となす” といえるのではないだろうか。

 

具体的には、まず自宅のモニターを大きくして壁面につける。Wi-Fi環境を整備する。

そして、カメラ映りをよくするためのちょっとしたスタジオ作りが肝心だ。

さらに照明、背景幕、カメラ、音響などを用意する。
女性は、早朝や深夜でも自動メイクでビジネスモードとなるようなソフトもあると便利である。

 

このようにテレワークを楽しく継続していくためには、いろいろとお金がかかる。

是非、企業や政府にはこれらのものに経済的、財政的な支援をお願いしたい。
現金給付をするだけでは、テレワークは進展しない。むしろ逆行する。

併せて、学校の一室を改造してオンライン教室に変えたり、病院の一室をオンライン診断室に変える。
これらに国家財政を使うべきである。

 

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