無観客でのオリンピック
2021年2月16日発行
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増山としかずの日本をもっと強くしなやかにしたい!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.137
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■ 無観客でのオリンピック ■
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一年延期となった東京オリンピック・パラリンピック。
世界的に第三波の山は越えた感覚がある一方、どっこい敵のウイルスもなかなかのもの。
変異を繰り返し、しぶとく生きようと必死で、なお予断を許さない。
そんな中、7月に東京オリンピック・パラリンピックは開会式を迎えます。
そして一部では、“無観客”での開催も真剣に検討されているようです。
とは言え、無観客の大会となったら、がっかりする方も多くいるでしょう。
しかし、ものは考えようです。
今回の大会をきっかけに「新たなスポーツ観戦の在り方」を、日本らしく、ITを駆使して、全世界に提案する絶好の機会です。
そもそもオリンピックは1984年のロサンゼルス大会以降、アメリカのテレビ会社とそのスポンサー企業のコマーシャライゼーション(商業主義)に大きく影響を受けるようになり、開会式を行うスタジアムは益々豪華絢爛となり、開催費用はうなぎのぼりとなっていきました。
その頂点が今回の東京オリンピック・パラリンピックであったのです。
そんな中での無観客。
この際テレビ放映とは切り離して、IT技術を駆使した新たな大会にすべきではないでしょうか。
想像してみてください。
拍手も、歓声も、声援もない「体操競技」。
その動きを遠くからカメラクルーが無言で追って“生放送”のテレビで見る。
いかにも異様な光景です。
例えば、全方位にカメラやマイクをセットし、選手の細やかな筋肉の動きや息遣いまで拾い、インターネットを通じ全世界のファンに生放送をする。
そして素晴らしい演技には、スマートフォンから拍手?マークをタップすることで、会場のスピーカーからリアルタイムに拍手の音が流れ、選手を鼓舞する。
あるいは投げ銭機能で、全世界から報奨金が受け取れる!!
なんて想像はどんどん広がっていきます。
(最後の投げ銭は大会として多少脱線ですが、今後の可能性としては結構真剣です)
今回のコロナは、私たちの行動様式を大きく変えました。
ポストコロナの社会に対応していくためには、単に以前を懐かしむだけでなく、自らの行動様式や楽しむ手法も変えていくことが大事です。
あと半年、押しつけられていやいや行う無観客の大会にならないよう切に願います。
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