北海道とものづくり

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2017年05月19日発行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.29

増 山 と し か ず メ ー ル マ ガ ジ ン

日本をもっと強くしなやかにしたい!

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来る5/22(月)16:00~ 北海道放送 HBCラジオ『夕刊おがわR』に
増山としかず が生出演します!
http://www.hbc.co.jp/radio/yu-kan/

radiko.jp(ラジコ)で聴くこともできます。
http://radiko.jp/#!/live/HBC
北海道外にお住まいの方は、radiko.jp(ラジコ)のプレミアム会員加入でお聴きになれます。

平日夕方となりますが、お時間のある方は是非お聴き下さい!

増山としかずより、ご挨拶申し上げます。

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■ 北海道 ~ ものづくり ■
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北海道は観光と温泉に食べ物それしかない、昔は地下に石炭があったが今は無価値。
そう思っていませんか。それは北海道の方に失礼千万です。

実は、北海道は【ものづくり大国】なのです。
その伝統は、明治にさかのぼります。
本州から、例えば農機具や炭坑用の設備を導入しても、厳しい気候や、その規模の差によって、すぐに故障してします。
そんな中、本州から技術者に来てもらって直してもらうと一体いくら時間とお金が必要となるでしょう?

そこで現地に中小企業が生まれて、何とか修理しよう、北国仕様のものに直そうという気概をもった人々が次々と生まれていったのです。

特に農業機械関係や土木関係企業には、
日本のマーケットだけでなく、むしろアジア大陸全体にとって高い評価を得ている
そういう企業がいくつもあります。

たとえば野菜洗浄技術。
ジャガイモ、長芋などなどをいかに効率的に洗浄するか、あるいはそれをカットするか、そんな技術を持っている企業は北海道から生まれ育つのです。

また、河川の堤防を守る水路管理技術。
人がそのバルブを開け閉めしないといけないそういう発想の技術をよそ眼に、北海道にはそもそも人が希薄な地域が多くてそんな人がいない。

そういう中で、水路の高低差で自然にバルブの開閉が可能となるそういう技術を作り出した企業もあります。そしてその企業の技術があの東日本大震災に大いに人の命を救ったのです。

広大な土地、人口があまりいない、厳しい自然環境。
こういう条件で生まれた技術は実は、世界標準の強みともなるのです。

(続く…)

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■ 一夕閑話 ■
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ちょっと、今年のテーマから離れて、いつも思うことを一つ。

地方の方、特に車を生活の足に使っていらっしゃる方は、「それなに?」といわれそうですが、東京、大阪などの駅などでのエスカレーターマナーについてです。

東京は「左寄せ・右側空け」と大阪は「右寄せ・左側空け」と追い越しレーンが左右逆であることは有名な話です。
その由来は、諸説ありますが、江戸の時代から大阪は商人の町、江戸は武士の町。
そこで大阪は懐にそろばんを持っていざというときに立ち止まって取り出して計算するからら右立ちで、江戸は武士がいざというときに左に刺した刀を右手で抜いて戦わなければいけないので左立ちだという説に私は妙に納得します。

そういう説に立って、外国を見てみると?

それがそれがばらばら。人がそもそも規則正しくたっていること自体があまりありません。いろんな人種がいる、みんな自分がエスカレーターに乗って楽しているのに人の事を考えてレーンを譲るなど考えてもいないということなのでしょう。

しかし、日本人はどこまで真面目なのでしょう。

しっかりと追い越しレーンを空けて長蛇の列をつくるなんていう光景を特に東京で見かけます。

最近の鉄道会社や百貨店は、「エスカレータ―を歩くことは危険です」というアナウンスを流すところも出てきましたが、まだまだ追い越しレーンあけ渋滞は解消されません。

私は最近、あえて追い越しラインに立ち悠然と立ったままにして、いかに混雑時に歩くこくことが危険で不合理化を訴えています。

昨日でした。そんな私に後ろから「早く歩けよ、ここは追い越しレーンだよ」という声が聞こえてきました。
私は、「急いでいるなら階段つかってください。」
「歩くことは赤ちゃんを抱いている方、老人に危ないのであえてここに立っているのです」と言い返したところです。

日本人は、思いやりがある、やさしいといわれてます、確かにそうです。
しかし、そのことをルールにしていつの間にか既成事実として、それにのっかって権利と主張する、そういうことが特に真面目な東京などに見られるのです。

平然と例外を主張する、そもそも論に立ち返ってみて人と違うことをする、そういう勇気がいま、日本全体に特に東京に必要なのではないでしょうか。
このことは、戦後の混乱期にできた経済規制が一体なんの為に存在しているかも吟味しないで、弱者保護がいつのまにか強者のための盾となってしまっていることもあります。
また、学校のようなところでは、子供たちにルールを順守するだけで自分の力で考えるちからを奪っているのかもしれません。

エスカレーターでは、「立ち止まって、思索してください。」そういう運動を始めたいものです。

なお、日本エレベーター協会のホームページをみますと、

歩行禁止の呼びかけが始まっています
慣例となっているエスカレーターの片側あけですが、危険や不便をともなう行為だということが、少しずつ浸透してきました。多数の場所でエスカレーターの歩行禁止の呼びかけを始めています。

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■ 後援会『増山としかずの会』へのお誘い
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日頃より『増山としかずの会』へのご支援、ご協力をいただき誠にありがとうございます。
これまで会費無料で後援会を運営して参りましたが、今後も後援会活動を充実させ、
政治活動を続けていくためには、どうしても資金(事務所維持運営費、交通費など諸経費)が必要です。
つきましては今年から増山としかずの活動を資金的にも支えて頂ける個人の方向けに有料会員制を導入する運びとなりました。
年会費は、一口一万円としております。
詳細はホームページをご参照ください。(https://masuyama-toshikazu.com/support/)
後援会申込書のダウンロードもできます。
今後ともより一層のお力添えを、何卒よろしくお願いいたします。
(増山としかず)
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・発行:増山としかずの会(中小・小規模事業を元気にする会)
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