水素社会の実現へ イノベーションとは非連続から生まれるもの
2019年5月1日発行
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増 山 と し か ず メ ー ル マ ガ ジ ン
日本をもっと強くしなやかにしたい!
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ついに新元号「令和」の時代が始まりました。
みなさんにとって良き時代となることをお祈りするとともに、
明日からG7環境大臣会合に向けての準備でフランス、ドイツへ。
環境技術特に「水素技術」
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■ 水素社会の実現へ イノベーションとは非連続から生まれるもの ■
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現場からの改善提案を基に、
このサイクルで日本企業は大きな成長を収めてきたのは事実です。
例えば、家電製品はより小さくなり機能が追加され、
そうして1980年代から90年にかけて世界を席巻していったの
これをイノベーションだと当時は皆錯覚していました。
そしてこの分野への研究投資に莫大な資金を投入し、
しかし、真のイノベーションは全く違うところから生まれました。
まさしくシリコンバレーのガレージから、
例えばiPhone誕生によって、
私は、現在環境省の特別参与として、
その観点から特に注目しているのが「水素技術」です。
現在、
人類が火を発見して以降、木材、石炭、石油天然ガスと、
そして唯一全くの革新的な技術が原子力です。
今話題の再生可能エネルギーは、
日本は連続的な意味での改善に努め、世界で最も安定的で、
しかし8年前の東日本大震災や、
一方、CO2削減も待ったなしの課題です。
現代社会にますます不可欠な電気をどうつくるか、
その意味で今、水素に注目しているのです。
一つの酸素と二つの水素で水ができるわけですが、
水素を液体化し、貯蔵輸送して、
実現したその時の世界を想像してみてください。
もはや、送電線は必要ありません。
地域に各家庭に液体水素があれば、そこでエネルギーは完結。
水素を作るのに再生可能エネルギーや原子力エネルギーを使えば、
水素自動車や水素電車、水素船などが大幅に普及すれば、
現在大幹線道路で渋滞や騒音排気ガスに悩む地域は一気に快適な場
元号も変わった今だからこそ2030年、2050年を見据えて、
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